王さまの耳はロバの耳

大局感が民主主義を構築します。言ってはならない事があると歪められたものしか見ることができません。つまりあまりに動物的な人々ばかりが選挙に行き始めたり、民族としての求心力を悪用して民主主義への不正な介入が強まれば民主主義どころか資本主義、さらには地球が無くなるほどの痛手を負う可能性を秘めています。権力をお持ちのかたは考え直しましょう。その考え直すのにこのブログは良い役割を果たします。そして世界は救われるのです。たぶん、、、 このブログはドキュメンタリーですので不適切な表現も含まれますのでお楽しみくださ

イラン・北朝鮮などの核問題は世界の問題

2019/05/16/21:48

日本の政治が中国を取るかアメリカを取るか論になっていることに感じる違和感の正体

 

日本は現在、大きな岐路に立たされている

これは資本主義の性質によるものでグローバリズムの影響とも言える

しかし何よりも根幹に作用しているのはやはり歴史問題だ

 

中国ではなぜ日本人がアメリカと仲良く出来るのか分からないと言ったような風潮が強いようなのですが確かに第二次大戦を鑑みればアメリカに媚びへつらうのはあり得ないとすら言える

しかしそれは日本人が古来から持つ良き面でもある

薄情と言えばそうなのかもしれないが大名が負けた場合は敵方の軍として仕えることも往々にしてある

この現象は敵味方を越えた共通認識、美学に裏打ちされたもので武士道とは死ぬことであるということに帰結するのですがその武士道とは書いて字のごとく士の道なのだ

この武士の在り方というのは武の中での士とも言える

武の中の士はそれはやはり死を越える生きざまに集約される

しかしこの武を発揮できる一番の晴れ舞台はやはり戦であり、戦を行うことが出来るのは武士として仕えている者だけなのだ

だから武士道には自然と仕える美学、忠義を尽くすという感性が盛り込まれている

つまり負けた場合は大名と共に腹を切るか、新たに忠義を誓うことで戦場で見事討ち果てるかどうかということになる

 

そしてこの忠義を尽くすという姿勢の中で日本は強烈な縦社会を作り出した

それは白いものも黒いと言われれば黒いのだと比喩されるような問答無用の忠誠こそが美学とされている文化に裏打ちされるものでもある

これはいわゆる儒教と表現できる思想で武士、いわゆる源氏の派生が遣唐使や遣隋使の時代も重なることからも分かるように中国の影響を強く受けている

 

英国ではこれらに近い思想的なものをプリンシプルというらしい

しかし日本の儒教的な忠誠心よりも騎士足るものの在り方であり武士道と良く似ている

こういった面からも比較的王政と表現できるような形を維持できる極端にいうと文化や伝統、先祖や過去を尊ぶ気持ちが強い地域とも言える

つまり歴史を鑑みればアメリカの味方を出来るのが分からないと言っている中国は過去を重んじるときに作用しているのは被害感情だと言えるが英国や日本が重んじているのは精神性であり美しさなのだ

 

こういった違いが生まれてくるのは実は地政学的に考えると納得が行くように感じる

やはり陸続きである大陸での殺し合いの場合は憎しみを原動力として緊張状態を維持していなければ体制を維持できないのだと考えられる

つまり儒教的な力や恐怖を背景とした仕組みこそが正義となり最適解となる

 

反対に一難去って一息つける島国ではその間に内政を充実させ人材から資本から軍備からゆとりを持ち育むことが未来へと繋がる

 

そして現在の米中戦争の根幹に作用しているのは実は極東だけではなく中東も含めた軍事戦略となっている

極東だけを見れば第二次大戦を含めたことなどを考えてみて千年前の歴史問題などを辿ることになる

そして遺伝子まで持ち出して正当性を争うわけだけど歴史問題は何処まで遡り、日本は何を重んじるべきなのだろうか?

 

極端にいうとそれは安全であり精神性だと僕は考えている

 

軍隊が無くて法整備すらできていない状態でアメリカ無しには何も考えることはできない

そんな中で親米だとわざわざ言わなければならないことには何だかスパイの扇動が成功しているのではないかと不信感を持ってしまう

世界では当たり前にあるスパイ防止法の立法に反対する議員はスパイと断定出来る

新中だと言っている人々は経済的なことを理由にあげるけど新中で貫くということは在日米軍の撤退を考慮しなければならない

防衛費がどれだけ負担になるかについてはここで論ずるまでもないと思う

 

アメリカが欧州がイランに核技術を持ち込み商売をしていざ開発していると核を持つなら戦争だ!と脅されているイランの正当性を鑑みて、あれはアメリカが横暴なのだとすることも仕方のないものだと思うし、石油を巡るイランと日本の感動の物語を考えるとイランの味方をしたくなる

だけどそのイランと今のイランは違うものだし第二次大戦時のアメリカも違う

さらには北朝鮮のミサイル発射はイランへのプレゼンだということも考えなければならない

 

武田先生のいうアメリカが武器を売ってその武器を使うなと言うのはおかしいというのはもちろんだけどそれが画策かどうかも分からない

もし画策だとしてもそこにどんな理由があるのかを考えることが必要なのが仲間であり同盟というものだと思う

仕えるとまでは言わないけれどそこを配慮することは必要だと思う

 

そして辿り着く答えが画策だとしても核を持たせるべきではないということ

イランに核を許すなら北朝鮮にももちろん許すということになる

だったら核を輸出して技術をイランに持ち込まなければ良いではないかと言うのはわかる

だけど状況が変わったのかもしれないし何よりも安全を確保できるのかと言うことに尽きる

 

ここでつまりパラドックスが生まれる

仕える美学や仲間を思う過去や伝統からくる良いとされる感性と現在起きている事象に対する正義や正当性からくる良いとされる感性が対立する

 

つまりアメリカを指示すれば現在のイランの問題は過去の日本の感動の物語を裏切り、確かかどうかは分からないけど歴史を振り返れば確からしいと言えるアメリカがイランへ行った画策の片棒を担ぐことになる

 

しかしイランの味方をするということは核を許すということになるだけでなく日本は極東を共産圏で埋め尽くすということになる

 

感情と論理が対立する

 

この二つの整合性を取るためにはどちらも仲良くしてもらうしかない

どちらも仲良くしてもらうために必要なものは何だろうか?

イランは核を持つと言っているけれど折れることはないのだろうか?

北朝鮮と同じパラドックス

恐怖心があるから手放すに手放せない

騙されるかもしれない

 

日本はボロボロになるまで戦った

そしてアメリカにひざまづいた

だからこそ言えることがある

 

イラン国民のためにも折れてくれ

 

日本人は米中なんかで語るべきではないんだ

国家という単位が意地を張ると言うことがどういうことなのか

日本人が考えるのは歴史から学ぶことだ

もちろん第二次大戦のようにほんとに追い込まれたらやるしかないのかもしれない

だけどあの当時のような無責任な非決定やスパイ扇動に踊らされた世論に流されるとどれだけの事が起こりうるのかということを思い出さなければならない

これは米中どちらの味方をするとかなんて子供の喧嘩みたいな話ではない、感情的にも、論理的にも

 

だからせめて戦争を避けるための架け橋になるべきだ

日本という歴史が学んだことや培ったもの

その個性こそが国体であり、日本なんだ

日本は世界に知らせるべき存在なんだと思う

 

トランプ大統領が戦争に導こうとしているという人もいるけどそれは逆だ

これは完全に軍的な発想

最後のカードを早めに出して相手の交戦意欲を出させない為のもの

 

更にいうとアメリカで学んだ戦略はここ一番では外れると考えた方がいい

それこそが戦略だから

 

誰も戦争は望んでいない


イランをなだめると同時にせめてアメリカにも核を減らすように働きかけるというのはどうでしょうか?